CountPassFail

指定された参照値の合格、不合格、およびイベント総数をカウントして返します。

CountPassFailの入力パラメータ

Syntax:CountPassFail(イベント,値,オフライン時にカウント,イベントのリセット.手動,イベントのリセット.オンライン,イベントのリセット.ジョブを開く)

イベント

カウンタを増分するイベントを指定します。このパラメータは、次のいずれかを参照している必要があります。

  • AcquireImage 関数を含んでいるセル A0 の画像データ構造体(デフォルト)
  • イベント関数を含んでいるセル。
  • Button 関数を含んでいるセル。

カウントされるデータストリームのソースを含んでいるセルへの必要な参照を指定します。参照されているセルがない場合、関数はすべての結果に対して #ERR を返します。増分されるカウンタ (Pass、Fail、または #ERR) は、次のように、返される値に基づいています。

PASS 値 > 0
Fail 値 = 0
#ERR 値 < 0
オフライン時にカウント

センサがオフラインの間にカウンタが増分されるかどうかを指定します。

0 = OFF センサがオフラインの場合、カウンタを増分させません。
1 = ON (デフォルト) センサがオフラインの場合、カウンタを増分させます。
イベントのリセット

特定のイベントによってカウンタを強制的にリセットします。

手動

指定されたイベントが発生したときにカウンタをゼロにリセットするかどうかを指定します。このパラメータは、[リセット] ボタンを自動的に参照します。[リセット] ボタンは、関数が最初に作成されたときにスプレッドシートに挿入されます。

:  プロパティシート内でこのチェックボックスを手動で切り替えると、[リセット] ボタンへの参照は削除されます。[リセット] ボタンを使用するには、このパラメータが [リセット] ボタンを含むセルを参照している必要があります。
0 = OFF (デフォルト) 指定されたイベントが発生しても、カウンタをリセットしません。
1 = ON 指定されたイベントが発生すると、カウンタをリセットします。
オンライン

センサがオンラインにされたときに最初のイベントが発生すると、カウンタをゼロにリセットするかどうかを指定します。

0 = OFF センサがオンラインにされても、最初のイベント発生後にカウンタをリセットしません。
1 = ON (デフォルト) センサがオンラインにされると、最初のイベント発生後にカウンタをリセットします。
ジョブを開く

ジョブがロードされた場合にカウンタをゼロにリセットするかどうかを指定します。

0 = OFF ジョブがロードされても、カウンタをリセットしません。
1 = ON (デフォルト) ジョブがロードされると、カウンタをリセットします。

CountPassFailの出力

戻り値 増分されたカウンタを含んでいる Count データ構造体。入力パラメータが無効であれば #ERR を返します。
結果 初めてCountPassFailセルに挿入すると、スプレッドシート内に結果テーブルと [リセット] ボタンが作成されます。[リセット] ボタンをクリックすると、すべてのカウンタがゼロにリセットされます。

CountPassFailデータアクセス関数

次のデータアクセス関数がスプレッドシートに自動挿入され、結果テーブルが作成されます。

合格 GetPassCount(Count) 合格の増分カウント。合格数は、返されるがゼロよりも大きい場合にカウントアップされます。
不合格 GetFailCount(Count) 不合格の増分カウント。不合格数は、返される値がゼロの場合にカウントアップされます。
エラー GetErrorCount(Count) エラーの増分カウント。エラー数は、返される値がゼロよりも小さい場合にカウントアップされます。
総数 GetTotalCount(Count) 合格、不合格、およびエラーの総数。