IntegratedLightControl
ユーザは、In-Sight 76xx ~ 79xx ビジョンシステムのフェースプレートの前面に接続されている組み込み照明アクセサリの照明の設定を行うことができます。使用可能な関数の入力は、ビジョンシステムに接続されている照明デバイスのタイプ (In-Sight 照明アクセサリ、DataMan 標準照明アクセサリ、または DataMan 高出力照明アクセサリ) に応じて異なります。
- 照明アクセサリは必ずビジョンシステムのフェースプレートの前面に接続し、[照明の設定] ダイアログで [組み込み] を選択する必要があります。[組み込み] を選択しないと、関数によって #ERR が返されます。
- 関数IntegratedLightControlがスプレッドシートに挿入されている場合は、[照明の設定] ダイアログで設定の変更を試みると、ダイアログで指定した設定がスプレッドシート関数によって上書きされます。
- 1 つのジョブにIntegratedLightControl関数のインスタンスが複数存在する場合、照明アクセサリでは、最後に実行された関数のインスタンスによって指定された設定が使用されます。
- In-Sight 76xx ~ 79xx シリーズのビジョンシステムでは、ビジョンシステムのフェースプレートへの組み込み照明アクセサリの接続、およびビジョンシステムの LIGHT コネクタへの外部照明の接続がサポートされますが、両方の照明器具を同時に使用することはできません。サポート対象アクセサリの完全な一覧については、『In-Sight® 7000 Gen2 Series Vision System Reference Guide』を参照してください。
In-Sight 照明の入力
Syntax:IntegratedLightControl(イベント,上バンク,右バンク,左バンク,下バンク,未使用,未使用,未使用,未使用,輝度,常に ON)
イベント |
強制的な更新の原因となるイベントを指定します。このパラメータは、次のいずれかを参照している必要があります。
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上バンク |
In-Sight 照明アクセサリには、4 つの LED バンクに分かれた 8 のLED が含まれています。 0 = LED バンクはオフ。 1 = LED バンクはオン。(デフォルト) |
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右バンク | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
左バンク | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
下バンク | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
未使用 | サポートされていません。デフォルトでは 1 に設定されています。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
未使用 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
未使用 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
未使用 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
輝度 |
照明アクセサリ LED バンクの実効輝度をパーセンテージとして指定します。 すべての LED バンクで共通の輝度値が共有され、輝度は 50% ~ 100% に制限されています。これは、すべての LED バンクで輝度が均等に分散されるようにするためです。(50% ~ 100%、デフォルト = 100%) 注 :
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常に ON | 複数の取り込みの間に一貫した光レベルを提供するため、選択された LED バンクは常にオンになります。 0 = OFF 1 = ON (デフォルト) |
DataMan 標準照明の入力
Syntax:IntegratedLightControl(イベント,左バンク (内側),左バンク (外側),上バンク (内側),上バンク (外側),右バンク (内側),右バンク (外側),下バンク (内側),下バンク (外側),輝度,常に ON)
イベント |
強制的な更新の原因となるイベントを指定します。このパラメータは、次のいずれかを参照している必要があります。
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左バンク (内側) |
DataMan 標準照明アクセサリには、8 つの LED バンクに分かれた 36 のLED が含まれています。 0 = LED バンクはオフ。 1 = LED バンクはオン。(デフォルト) |
左バンク (外側) | |
上バンク (内側) | |
上バンク (外側) | |
右バンク (内側) | |
右バンク (外側) | |
下バンク (内側) | |
下バンク (外側) | |
輝度 | 照明アクセサリ LED バンクの実効輝度をパーセンテージとして指定します。 すべての LED バンクが共通の輝度値を共有します。(0% ~ 100%、デフォルト = 100%) |
常に ON | サポートされていません。デフォルトでは 0 に設定されています。 |
DataMan 高出力照明の入力
Syntax:IntegratedLightControl(イベント,左バンク 1,左バンク 2,上バンク 1,上バンク 2,右バンク 1,右バンク 2,下バンク 1,下バンク 2,輝度,常に ON)
強制的な更新の原因となるイベントを指定します。このパラメータは、次のいずれかを参照している必要があります。
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左バンク 1 |
DataMan 高出力照明アクセサリには 8 つの LED が含まれており、これらはすべて自身の LED バンクとして個別にアドレス指定が可能です。 0 = LED バンクはオフ。 1 = LED バンクはオン。(デフォルト) |
左バンク 2 | |
上バンク 1 | |
上バンク 2 | |
右バンク 1 | |
右バンク 2 | |
下バンク 1 | |
下バンク 2 | |
輝度 | サポートされていません。デフォルトでは 100 に設定されています。 |
常に ON | サポートされていません。デフォルトでは 0 に設定されています。 |
IntegratedLightControlの出力
戻り値 | 組み込み照明制御データ構造体。入力パラメータが無効であれば #ERR を返します。 |