LineScanDistortion

In-Sight 5604 ラインスキャンビジョンシステムで使用するために、TrainLineScanDistortion 関数の出力に基づいて、レンズの歪みを修正します。LineScanDistortion 関数は TrainLineScanDistortion 関数の計算を参照し、ラインスキャンビジョンシステムでレンズの歪みを修正する画像データ構造体を出力します。出力された画像データ構造体は、その他の In-Sight ビジョンツールによって参照することができます。

LineScanDistortion の入力パラメータ

Syntax:LineScanDistortion (画像,登録歪み,表示)

画像

このパラメータは有効な 画像 データ構造体を含んでいるスプレッドシートのセルを参照している必要があります。デフォルトで参照されるセルは A0 で、このセルに AcquireImage 関数によって返される 画像 データ構造体が含まれています。

登録歪み

このパラメータは有効なラインスキャン歪み登録データ構造体を含んでいるスプレッドシートのセルを参照している必要があります。

表示

画像の上に表示されるグラフィックスオーバレイを指定します。

0 = 非表示

LineScanDistortion 関数を含んでいるセルがスプレッドシート上でハイライトされている場合を除き、入力画像領域は表示されません。

1 = 結果のグラフィックスのみ

処理された画像が常に表示されます。

2 = 入力のグラフィックスのみ

入力画像領域が常に表示されます。

LineScanDistortion の出力

戻り値 処理済みの画像を含んでいる画像データ構造体。入力パラメータが無効であれば #ERR を返します。