ビジョンツール

In-Sight ビジョン処理ツールは、画像の特徴を抽出および処理して、さらにデータ分析を実行して意思決定を行うための関数で構成されます。ビジョンツールは、[関数の挿入] ダイアログまたは [パレット] の関数を使ってスプレッドシートに挿入されます。ビジョンツールには以下が含まれます。

  • ブロブ: 画像領域からブロブデータを抽出、選択、ソートします。このタイプのビジョン処理は、連結性解析と呼ばれることがあります。
  • カラー: カラーデータを抽出し、検出した色を登録済みモデルと照合します。
  • エッジ: 直線エッジとカーブエッジを特定します。エッジをペアにソートします。エッジ統計を計算します。
  • 傷検出関数: 許容できないばらつきがないか、部品または製品に対して高度な検出機能を実行します。
  • ヒストグラム: 統計画像分析と特徴分類を目的に画像のピクセル数をカウントします。
  • ID: 線形バーコード、1D バーコード、2D マトリックスコードを読み取り、検証します。
  • 画像: 不必要な特徴を削除するか弱めながら、必要とされる特徴が強調されるように画像を処理します。
  • InspectEdge: 欠陥を検出するために、高度なエッジ分析を実行します。
  • 文字照合/認識関数: 画像内の文字列の読み取り (OCR) と検証 (OCV) のために、フォントをセグメント化、抽出、登録します。
  • パターンマッチ関数: これまでに定義したパターンに対して最大の類似性を示す、画像内の特徴を特定します。
:  関数とビジョンツールが使用可能かどうかは、特定の In-Sight ビジョンシステムとファームウェアによって異なります。特定の関数とビジョンツールが使用可能かどうかの詳細については、Cognex 販売代理店にお問い合わせください。