WriteResult

ある In-Sight センサ (送信者) のスプレッドシートの値を別のデバイス (受信者) にエクスポートします。

:  
  • ジョブあたり 1 つの WriteResult 関数だけが許可されます。1 つのジョブに複数の WriteResult 関数がある場合、1 つ以外のすべての関数が #ERR を返します。
  • 受信側デバイスで値をインポートするには、そのスプレッドシートに ReadResult 関数を含める必要があります。
  • 送信側デバイスと受信側デバイスの両方がオンライン状態になっている必要があります。
  • この関数を含むジョブを In-Sight Explorer 3.3.0 以上で保存した場合、このジョブは、In-Sight Explorer 3.3.0 以上とのみ互換性を持ちます。
  • WriteResult 関数と ReadResult 関数を使用する場合は、ReadResult 関数を使用する In-Sight センサをマスタ側のネットワークトリガとして、WriteResult 関数を使用するセンサをスレーブ側のネットワークトリガとして設定することを強く推奨します。このように設定すると、結果が同期されるので、現在のトリガに応えてスレーブが生成した結果をマスタ側で読み取ることができます。

WriteResultの入力パラメータ

Syntax:WriteResult(イベント,セル 1,[セル 2,...])

イベント

指定した値を読み取るイベントを指定します。このパラメータは、次のいずれかを参照している必要があります。

  • AcquireImage 関数を含むセル A0 の 画像データ構造体
  • イベント関数を含んでいるセル。
  • Button 関数を含んでいるセル。
:  デフォルトのイベント参照が削除された場合、この値はチェックボックスによって置き換えられます。イベントとして別のセルを参照した場合、この関数は、参照されたセルに基づき、条件に従って実行されます。このチェックボックスが ON の場合、関数への入力が更新されると、関数は必ず実行されます。
セル 送信側 In-Sight センサから受信側デバイスにエクスポートする値を含んだ 1 つ以上のスプレッドシートのセルを参照します。セルの参照順序によって、受信側デバイスの Result データ構造体にある各値のインデックス位置が決まります。

WriteResultの出力

戻り値

受信側 In-Sight センサに書き込まれる値を含んだ Result データ構造体。入力パラメータのいずれかが無効な場合、#ERR を返します。

:   フルの状態の TCP/IP バッファへの書き込み操作を行っている間に、参照している ReadResult 関数で指定したタイムアウト時間を超過した場合は、#ERR が返されます。

WriteResult 関数の例

これらの 2 つの関数がどのように連携するのかの説明については、ReadResult 関数の例を参照してください。