Event

指定されたイベントトリガでスプレッドシートを更新します。Event 関数は、特定の入出力条件でのみスプレッドシートを更新する重要な依存関係として使用されます。

Eventの入力パラメータ

Syntax:Event(トリガ,手動)

トリガ

In-Sight センサがオンライン時のイベントのトリガソースを指定します。

16 = 画像取り込みエラー

エラー: 画像取り込みミスが発生した場合、またはセンサとの接続が失われた場合に生成されます。

:  このトリガを使用するには、AcquireImage 関数のプロパティシートの [トリガ] パラメータを [カメラ] に設定しておく必要があります。
17 = ディスクリート I/O エラー トラックパルスのオーバランが発生した場合、またはトラックパルスのキューがいっぱいである場合に生成されます。
18 = シリアルポート 0 エラー 実装されていません。
19 = シリアルポート 1 エラー 実装されていません。
20 = ワークシートエラー ジョブの実行中に、#ERR が初めてセルに返されたときに生成されます。
21 = システムエラー 実装されていません。
22 = ネットワークエラー TCPDevice 関数または WriteResult 関数を使用したときに、これらの関数が低レベルのネットワークライブラリからソケットエラーを受信した場合、TCPDevice 関数を使用したときに、パケットを受信したがジョブの実行中だったので処理できなかった場合、あるいは WriteFTP 関数または WriteImageFTP 関数を使用したときに、ネットワークパラメータ設定 (ホスト名、ユーザ名、パスワードなど) が無効であった場合に生成されます。
32 = 手動 センサをオンラインにして、手動トリガを開始したときに生成されます。
33 = オンライン/オフライン In-Sight センサのオンライン/オフライン状態が切り替わったときに生成されます。
35 = ジョブを開く 完了 ジョブのロード後に生成されます。
39 = 画像取り込みジョブ完了

取り込みを開始したジョブの実行の最後に生成されます。

:  このトリガを使用するには、AcquireImage 関数のプロパティシートの手動パラメータを有効にしておく必要があります。
49 ~ 60 = ディスクリート 0 ~ 11 対応するディスクレート入力がイベントトリガとして構成されているときに、指定された信号動作 (つまり、立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジ、または両方) が発生した場合に生成されます。
64 = シリアルポート 0 実装されていません。
65 = シリアルポート 1 シリアル ポートが [DeviceNet] または [テキスト] モードで構成されているときに、データがこのシリアルポートで受信された場合に生成されます。
135 = チューニングボタン In-Sight 76xx ~ 79xx ビジョンシステムのチューニングボタンを押すと生成されます。

80 ~ 87 = ソフト 0 ~ 7

(デフォルト = ソフト 0)

SetEvent 関数、Button 関数、または Timer 関数、もしくは Set Event 関数または Set Event and Wait ネイティブモードコマンド、ソフトトリガが実行された場合に生成されます。
手動

In-Sight ビジョンシステムがオフラインのときにイベントがトリガされた場合に、手動でのトリガを発行するかどうかを指定します。

0 = OFF (デフォルト)

手動でのトリガは発行されません。

1 = ON

手動でのトリガが発行されます。

Eventの出力

戻り値 イベントデータ構造体。入力パラメータが無効であれば #ERR を返します。