ReadEIPBuffer
EtherNet/IP プロトコルを使用するリモートクライアントによって送信されたデータを読み取り (消費し) ます。参照されるバッファ構造体は FormatInputBuffer 関数によって作成されたもので、受信されたデータの認識方法を定義します。
注 :
- In-Sight 5.1.0 以上のファームウェアを実行している In-Sight ビジョンシステムの場合、この関数を含んだジョブがロードされると、ReadUserDataBuffer 関数に自動的に置き換えられます ([プロトコル] パラメータは [デフォルト] に設定されます)。
- この関数は、In-Sight ファームウェア 4.x.x を実行している In-Sight ビジョンシステムでのみ使用可能です。In-Sight ファームウェア 5.1.0 以上を実行している In-Sight ビジョンシステムでは使用できません。モデル一覧およびサポートされているファームウェアバージョンについては、「ファームウェアバージョン」を参照してください。
- In-Sight ビジョンシステムは、EtherNet/IP プロトコルを使用して同時に複数のデバイスと通信できますが、同時に複数の通信を確立することは推奨しません。
- In-Sight ビジョンシステムは、明示的および非明示的な EtherNet/IP メッセージングをサポートしています。例を参照。
- EtherNet/IP プロトコルを Rockwell ControlLogix PLC との間で使用する方法については、ここをクリックしてください。
ReadEIPBufferの入力パラメータ
Syntax:ReadEIPBuffer(イベント, バッファ)
イベント |
データを読み取る更新イベントを指定します。このパラメータは、次のいずれかを参照している必要があります。
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バッファ |
FormatInputBuffer 関数によって作成された、バッファデータ構造体への参照を指定します。この構造体は受信されたデータの解釈方法を定義します。 注 : 入力データの最大長は、4,000 バイトです。In-Sight アセンブリデータ構成 (非明示的メッセージング)
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ReadEIPBufferの出力
戻り値 | クライアントによって送信されたデータを含んでいる ReadEIP データ構造体。無効な入力パラメータが含まれていた場合、またはクライアントからの接続が確立されていない場合は #ERR が返されます。 |
結果 | ReadEIP 構造体内のデータには GetBufferData 関数を使用してアクセスします。 |