ReadSerial

指定されたシリアルポートからセルにテキスト文字列を読み込みます。

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  • 選択されたシリアルポートは、Text モードに設定されている必要があります。また、In-Sight ビジョンシステムをオンラインにする必要があります。
  • In-Sight Micro 1000 シリーズビジョンシステムは、CIO-MICRO または CIO-MICRO-CC I/O モジュールに接続している場合のみ、シリアル通信をサポートします。
  • In-Sight 70xx - 74xx シリーズ上でシリアル通信を有効にするには、ブレークアウトケーブルを使用するか、CIO-MICRO または CIO-MICRO-CC I/O モジュールを使用します。 ブレークアウトケーブルに接続している場合 (I/O モジュールに接続されていない場合)、ディスクリート入出力ライン (各 1) をシリアル受信およびシリアル送信に設定することができます。
  • In-Sight Micro 8000 シリーズビジョンシステムは、CIO-MICRO I/O モジュールに接続している場合のみ、シリアル通信をサポートします。
  • CIO-WENET イーサネット I/O モジュールはシリアル通信をサポートしていません。
  • In-Sight Explorer または VisionView アプリケーションが検査をモニタするジョブ設置環境では、ジョブがスプレッドシートイベントのトリガをかけるソフトイベント (Timer 関数として設定) に依存する場合、画像取り込みサイクルの完了直前にトリガがかけられると、画像の検査が遅延することがあります。ジョブファイルが大きい場合 (つまり、追加されたジョブのロジックに加えて、ファイルにパターンマッチ傷検出 エッジ検査ツールなど多くのビジョンツールが含まれる)、In-Sight Explorer または VisionView に必要な更新により、表示の更新がキューに入れられるまで画像の検査が妨げられます。正確なタイミングを必要とするアプリケーションでは (10 ミリ秒による測定など)、この更新により合格/不合格の結果を決定するのが遅れるため、検査プロセスでの次のステーション (PLC またはモーションコントローラなど) への結果の転送も遅延します。こうしたアプリケーション環境では、検査の遅延を避けるために、ソフトイベントを使用しないことを推奨します。
  • CIO-1450 I/O モジュールを使用する場合、シリアルパケットが (終了文字を含めて) 256 バイトよりも大きいと、In-Sight ビジョンシステムと I/O モジュール間でシリアル通信の消失が発生する可能性があります。シリアル通信の消失が発生した場合は、両方の電源を入れ直す必要があります。

ReadSerialの入力パラメータ

Syntax:ReadSerial(イベント,ポート)

イベント データを読み取る更新イベントを指定します。データを返すためには、このパラメータは、Event 関数を含んでいるセルを参照する必要があります。Event の トリガパラメータにはシリアルポート 1 を指定し、手動パラメータは OFF のままにしておく必要があります。Event 関数は、ジョブの編集ツールバーに Event(65,0) として表示されます。
ポート 読み込むシリアルポートを指定します。In-Sight ビジョンシステムは 1 しか指定できません。In-Sight エミュレータ0 または 1 を指定できます。

ReadSerialの出力

戻り値

読み込むテキスト文字列を含んでいるシリアルデータ構造体。入力パラメータが無効な場合は #ERR を返します。