WriteModbusBuffer

FormatOutputBuffer 関数によって生成された、参照先のバッファ構造体からデータを書き込み、Modbus プロトコルを使用して、リモートクライアントデバイスで使用できるようにします。In-Sight ビジョンシステムから読み取っているリモートクライアントの場合、このデータにアクセスするには、レジスタ 30010 ~ 30137 から読み取る必要があります。

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  • この関数は、In-Sight ファームウェア 4.x.x を実行している In-Sight ビジョンシステムでのみ使用可能です。In-Sight ファームウェア 5.1.0 以上を実行している In-Sight ビジョンシステムでは使用できません。モデル一覧およびサポートされているファームウェアバージョンについては、「ファームウェアバージョン」を参照してください。
  • 各種 In-Sight ファームウェアバージョンで使用可能な Modbus TCP 実装については、「Modbus TCP 通信」を参照してください。

WriteModbusBufferの入力パラメータ

Syntax:WriteModbusBuffer(イベント,バッファ,バイト/ワードオーダ)

イベント

指定した値を読み取るイベントを指定します。このパラメータは、次のいずれかを参照している必要があります。

  • AcquireImage 関数を含んでいるセル A0 の画像データ構造体。
  • Event 関数を含んでいるセル。
  • Button 関数を含んでいるセル。
バッファ

FormatOutputBuffer 関数によって作成されるバッファ構造体への参照を指定します。この構造体には、自動的にフォーマットされたデータが含まれます。

:  出力データの最大長は、4,000 バイトです。
バイト/ワードオーダ

関数によって書き込まれるワードとバイトのビット順序を指定します。使用可能な値は次のとおりです。

  • ビッグエンディアン - 最上位の値が 32 ビットワードを使って最初に格納されるように指定します。
  • リトルエンディアン - 最下位の値が 32 ビットワードを使って最初に格納されるように指定します。
  • ビッグエンディアンと 16 ビットワード - 最上位の値が最初に格納されるように指定します。
  • ビッグエンディアンと 16 ビットワード - 最下位の値が最初に格納されるように指定します。

WriteModbusBufferの出力

戻り値 書き込まれたエレメントの数。入力パラメータが無効の場合、またはクライアントへの接続が確立されていない場合は、#ERR を返します。