ネイティブモードコマンド

ネイティブモードの基本コマンド

ファイルおよびジョブコマンド

  • Load File: (LF) In-Sight ビジョンシステムのフラッシュメモリから、指定したジョブをロードして、アクティブジョブにします。
  • Store File: (TF) ビジョンシステムのフラッシュメモリに現在のジョブを保存します。
  • Read File: (RF) ビジョンシステムのフラッシュメモリからジョブを読み取ります。
  • Write File: (WF) ビジョンシステムのフラッシュメモリへジョブを送信します。
  • Delete File: (DF) 指定したジョブまたはセルデータ (.cxd) ファイルをビジョンシステムのフラッシュメモリから削除します。
  • Get File: (GF) ビジョンシステム上のアクティブなジョブのファイル名を返します。
  • Set Job: (SJ) ビジョンシステムのフラッシュメモリにあるジョブスロットの 1 つからジョブをロードし、それをアクティブジョブにします。
  • Store Job: (TJ) ビジョンシステムのフラッシュメモリにある指定されたスロットに現在のジョブを保存します。
  • Read Job: (RJ) 指定した In-Sight ジョブスロットからジョブを読み取ります。
  • Write Job: (WJ) ビジョンシステムのフラッシュメモリにある指定されたジョブスロットへジョブを送信します。
  • Delete Job: (DJ) In-Sight システムのフラッシュメモリ内の指定したスロットからジョブを削除します。
  • Get Job: (GJ) 現在ロードされているジョブの ID 番号を取得します。

画像コマンド

  • Read BMP: (RB) 現在の画像をビジョンシステムから外部デバイスへ ASCII 16 進フォーマットで送信します。
  • Read Image: (RI) 現在の画像をビジョンシステムから外部デバイスへ ASCII 16 進フォーマットで送信します。
  • Write BMP: (WB) 外部デバイスからビジョンシステムに画像データを送信します。
  • Write Image: (WI) 外部デバイスからビジョンシステムに画像データを送信します。

設定コマンドおよびセルの値コマンド

  • Get Value: (GV) 指定されたセルまたはシンボリックタグの値を返します。
  • Set Integer: (SI) 指定されたセルまたはシンボリックタグに整数値を設定します。
  • Set Float: (SF) 指定されたセルまたはシンボリックタグに浮動小数点値を設定します。
  • Set Region: (SR) EditRegion セルまたはシンボリックタグの値を設定します。
  • Set String: (SS) 指定されたセルまたはシンボリックタグに文字列値を設定します。
  • Get Info: (GI) In-Sight ビジョンシステムに関するシステム情報を返します。
  • Read Settings: (RS) ビジョンシステムのシステム設定データを読み取ります。
  • Write Settings: (WS) 外部デバイスからビジョンシステムにシステム設定データを送信します。
  • Store Settings: (TS) ビジョンシステムの設定を proc.set ファイルに保存します。
  • Set IP Address Lock: (SL) ビジョンシステムの IP アドレスが無許可で変更されることを防ぎます。
  • Get IP Address Lock: (GL) ビジョンシステム上の IP アドレスのセキュリティステータスを返します。

実行およびオンラインコマンド

  • Set Online: (SO) ビジョンシステムをオンラインモードまたはオフラインモードに設定します。
  • Get Online: (GO) ビジョンシステムをオンライン状態に戻します。
  • Set Event: (SE) 指定したイベントをトリガします。
  • Set Event and Wait: (SW) 指定したイベントをトリガして、コマンドが完了してからレスポンスを返します。
  • Reset System: (RT) ビジョンシステムをリセットします (ビジョンシステムの電源を物理的に入れなおすことに似ています)。
  • Send Message: (SM) 文字列をネイティブモード接続経由でスプレッドシートに送信します。スプレッドシートのイベントをトリガすることもできます。

ネイティブモードの拡張コマンド

  • Get: In-Sight ビジョンシステムとそのスプレッドシートから情報を受信するために使用されます。
  • Put: ビジョンシステムとそのスプレッドシートへ情報を送信するために使用されます。

Evaluate

Evaluate: (EV) In-Sight 関数を実行したり、In-Sight のスプレッドシートに数式を挿入したりします。情報の取得や、In-Sight ビジョンシステムの変更に使用されます。

:  In-Sight 関数は EV コマンドとともに使用できます。次に上げるコマンドは、EV コマンドを使用して実行される最も一般的な関数の一部です。
  • GetCellName: 指定されたシンボリックタグ名のセルの位置、または指定されたセルのシンボリックタグ名を返します。
  • GetCellValue: 指定されたシンボリックタグまたはスプレッドシートのセルの内容を XML フォーマットで返します。
  • GetDeEnergizeOutputs: [ディスクリート I/O の設定] ダイアログで設定された [オフライン時に出力の電源を切る] の設定を返します。
  • GetDiagnosticLog: In-Sight ビジョンシステムのエラーを診断するために使用する情報のログを返します。
  • GetDiscreteInput: [ディスクリート I/O の設定] ダイアログで設定された情報を返します。
  • GetDiscreteOutput: [ディスクリート I/O の設定] ダイアログで設定された情報を返します。
  • GetDiscreteOutputDelay: [ディスクリート I/O の設定] ダイアログで設定された遅延設定を返します。
  • GetEasyBuilderTag: 指定したシンボリックタグ名またはセル位置の EasyBuilder タグを返します。
  • GetFTPSettings: [FTP の設定] ダイアログで設定された情報を返します。
  • GetHostTable: [In-Sight のホストテーブル] ダイアログに含まれる情報を返します。
  • GetMSBuffer: マシンステータススタック内の 8 つのインデックス付きバッファ (ゼロで始まります) の 1 つに格納されたマシンステータスデータを返します。
  • GetNetwork: [ネットワークの設定] ダイアログで設定された情報を返します。
  • GetSerialPort: [シリアルポートの設定] ダイアログで設定された情報を返します。
  • GetStartup: [スタートアップ] ダイアログで設定された情報を返します。
  • GetSystemConfig: システム情報を返すさまざまなコマンド。
  • GetUserList: [ユーザリスト] ダイアログで設定された情報を返します。
  • SetCellName: 指定されたセルのシンボリックタグ名を設定します。
  • SetCellValue: 特定のセルの値に EasyBuilder タグを追加します。
  • SetDeEnergizeOutputs: [ディスクリート I/O の設定] ダイアログの [オフライン時に出力の電源を切る] 設定を行います。
  • SetDiscreteInput: [ディスクリート I/O の設定] ダイアログでの設定を行います。
  • SetDiscreteOutput: [ディスクリート I/O の設定] ダイアログおよび [出力の詳細設定] ダイアログの設定を行います。
  • SetDiscreteOutputDelay: [出力詳細] ダイアログでの遅延設定を行います。
  • SetEditRegion: EditRegion 関数を含むセルの設定を行います。
  • SetFavorHostTable: [In-Sight のホストテーブル] の [ホストテーブルを DNS より優先する] オプションを有効または無効にします。
  • SetFTPSettings: [FTP の設定] ダイアログの設定を行います。
  • SetHostTable: [In-Sight のホストテーブル] ダイアログの設定を行います。
  • SetNetwork: [ネットワークの設定] ダイアログの設定を行います。
  • SetSerialPort: [シリアルポートの設定] ダイアログの設定を行います。
  • SetStartup: [スタートアップ] ダイアログの設定を行います。
  • SetSystemConfig: システムパラメータを設定するさまざまなコマンド。